【スクランブラーカスタム計画 3】

2017/10/29

雨と台風が続きますね
バイクに乗りたくても乗れないこのもどかしさは、
バイク乗りの皆様にしかわからないでしょうね
東京モーターショー行きたいと思いながら、本日も整備をしております

さて、スクランブラーのカスタムについてですが、
前回ではスイングアームの塗装を剝したところまでご案内いたしました

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スクランブラーのスイングアームは何故こんな「へ」の字型なんでしょうか?
デザインの問題ですかね?

車体に装着されたところを観察するとわかるのですが、
この凹みの部分には大きな、大きな触媒があります
排ガス規制のクリアの為には触媒が必要です
スタイリッシュに仕上げたかったスクランブラーにとっては、
スイングアームの下に触媒を設置して、全体のイメージを活かしたかったのだと思います

今回は「AELLA」のチタンエキパイとサイレンサーKITを取りつける予定です
そうすると、この凹み部分はなくても問題ないということになります
マジックはそれらを計算して、どのように加工するのかを検討しているところです

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デザインが決まれば、スイングアームには仮のシャフトを取付をして
整列を保ちます
溶接も行う予定なので

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外側のパネルを削り取り、
「へ」の字デザインを変更していきます
今時のデザインに近づきそうでしょ?

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途中経過の裏からみた画像です

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加工完成です(^^)
スタンドフック用のボスも取付をしました
チェーン引きも何か作りましょうか?

フレームはといいますと・・・

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また、何やら加工が始まっています
いったん、骨格のみにして、各種ステーの取付ボスをとりはずします

この手のカスタムでは、想定したとおりに物事が進むのかを確認するために
ローリングシャーシという状態にして、検証します

バイクがバイクとしてあるための、大事な骨格を組み合わせた状態を
ローリングシャーシといいます
フレーム・サスペンションが計算どおりの数値とデザインで
組み立てられなければなりません
ここの時点で大きなミスをおかしてしまうと、
走っても楽しくないバイクになります
「走らない・曲がらない・止まらない」におちいります
基本骨格は、DUCATI スクランブラーのままですが、
そこに、弊社らしい味付けをしてみる予定です

ローリングシャーシの完成までしばらくお待ちくださいませ(^^)

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この投稿は2017/10/29