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【スクランブラーカスタム 10】

2018/02/03

一旦のキリをつけなければならなかった
スクランブラーカスタム

詳細は後日ご案内いたします
予定どおり
準備していた部品を一気に組み上げました!!!

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デザインや外装の金箔がきになるところですよね!

「DUCATI京都」にお越しの皆様はご存じかと思いますが、
899のカスタムと同じく
琳派を意識しています

琳派とは、桃山時代から近代にいたる光琳や宗達などを代表とする美術家や工芸家の作品を示しています。DUCATI京都にはこれらの資料もあるので、見てください。

コンセプト等は改めてのご案内として、
サービスとしては軽さを強調したいところです

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このように前まわりと後まわりの重量を比較しながらカスタムしていきます
重量だけで軽くしても軽快感はうまれません

やはり重量バランスが大事です
この数年はこの手の数値もメーカーが公表するようになったくらいです

乾燥重量は144.5kg

前 77.5kg
後 67kg

比率では54:46となります

前まわりの加重を増やすことで安定感をねらっています
また後ろのホイールはサイズダウンをして細くしました
今回はマグネシウム鍛造でつくっていますよ

暖かくなって乗ることが待ち遠しいですね
まだまだ、完成は遠いですが

今まで案内をさせた頂いたように
DUCATI本社が開催しています「スクランブラル」に
弊社のAELLAブランドが出品するために作りました

是非、投票をお願いします
そして、完成したら是非のってください

1月31日公開にむけて一旦の完成としましたが、
やりたい事はまだまだありますので、
ブログを楽しみにしてくださいね

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サービス

【スクランブラーカスタム 9】

2018/01/19

本日は腰上と言われる「シリンダーヘッド」の部分をご紹介です

FCRをつけて現代風カスタムとは違う面を見て頂きましたが
さらに、計画していることがあります

・回転をあげる(まわす)楽しさ
・軽やかな回転上昇
・純正の良さを引き出す

という計画です
・バルブガイド、バルブフェース、バルブシートの整備は絶対です
・オーバーラップの変更(カムシャフト交換)
・フライホイール軽量化
・ピストン・ピストンピン・リングのDLCコーティング

です

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一般作業としてバルブの汚れを落とし、燃焼室も洗浄します
ついでに汚れが付きにくいように、落ちやすいように磨きます
磨いたバルブフェースをカットし、適切に燃焼室が密閉されるように加工します
当たり面がきれいにスジがついているのが分かりますか?
ポート形状は純正を維持しながらなめらかな形にポーティングします

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ピストン周辺はDLCがお薦めです
スクランブラーのピストンは何も加工はされていませんので、迷わずDLCをしました!
このピストンのバルブリセスは吸気も排気も同じ形しているんですよ
通常は大きさに違いがるのですが、これはご覧のとおりです(^^)

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画像にはありませんがカムシャフトは純正のオーバーラップ11度ではありません
勿論、結合は「AELLA」より発売されていますチタンワッシャを使用します
金色に見える真鍮の部分にセンタリングをする為の突起があります
また、その周辺はチタンになっていて通常のワッシャとは違い平面になっています
2種類の材料を使い分けることで振動軽減にも役立っているのです
これで締め付けます

形になっていくエンジンを見るのは楽しいですね ♪

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ちなみに弊社ではこのようにヘッドの中身は保管しています
作業効率があがって良いですよ(^^)

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フライホイールはこんなかんじです
勿論
右が純正で左が今回のフライホイール
この組み合わせで約1kgの軽減です

さてさて、乗るのがますます楽しみになってきました

皆様もこの寒い間に春の準備をお願いします
冬でも乗られている方はたくさんおられますが

次は一気に合体していきます

サービス

【スクランブラーカスタム 8】

2018/01/18

ご挨拶が遅くなりました
本年も宜しくお願いいたします

サービス一同


さて、
「いつになったらエンジン組むの?」

と聞こえてきそうですね
しっかり進んでおりますので楽しみにしてくださいね!

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まずはクランクシャフトです
DUCATI本社でもバランスがとられていますが、
ばらしたからには、日本の制度でダイナミックバランスをとります
見えない部分ですが高回転になるほど、その恩恵を感じます

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クランクのエッジに光沢がありますね
ピストン周りとの重さの誤差を調整した結果です

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余談?ですが、
しっかりと刻印され部品の管理をメーカーがしているのがわかります
感のするどい皆様ならお気ずきのとおりですが、
796系のエンジンはこのクランクシャフトが使われています

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勿論、クランクメタルはオイルクリアランスを確認して新品に交換します
重要な作業です

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このように新品には表面がコーティングされています

ネジ穴周辺が何か見慣れない雰囲気でしょ???

2分割されるこの部品はネジの締め付けトルクて結合します
上下がずれないようにと、様々な工夫がされています
これは、よく使われるノックピンタイプではなく、
「かちわり」といわれる技法です
ひびが入って割れたかのようなこの表面ですが、
ノックピンとは比較にならない結合力です


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不思議ですね (^^)

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最後は指定されたグリスで確実に締め付けて完成します

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こんな感じです

コンロッドにも数字が刻印されていますが、
これは上下一対の部品だからです

クランクケースの重要な仕事、
クランクシャフトとミッションの調整を終えたので、
次は、ヘッドを組みます

軽快なエンジンフィーリングを求めて、やることはまだまだ課題があります
次回の投稿も楽しみにお待ちくださいね

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